LPガス安心安全ノート
CO中毒(一酸化炭素)についての注意喚起
CO(一酸化炭素)の人体に及ぼす影響
LPガス自体には毒性はありませんが、不完全燃焼を起こすとCOが発生します。COはきわめて強い毒性をもっており、その特性は空気とほぼ同じ比重で、無色・無臭のため存在にほとんど気がつきません。わずかでも吸い込むと中毒を起こし、死につながります。CO中毒の正しい知識と、安全対策が必要になります。
ガス瞬間湯沸かし器をお使いの方
排気のフィンが、ホコリなどで目詰まりしていないか確認してください。
小型湯沸かし器をお風呂に使ったり、シャワーとして使用することは絶対におやめください。
自然排気式風呂がま・湯沸かし器をお使いの方
自然排気式(煙突の付いたもの)の風呂がまをご使用の際は、換気扇を使用しないでください。気圧の変化により排ガスが逆流してCO(一酸化炭素)中毒を起こすことがあります。
排気筒がこわれていたり、鳥の巣などでふさがれてしまうと適切な排気ができなくなります。こまめに点検しましょう。
浴室内設置の風呂がまをお使いの方
点火操作時にご注意ください。何回も点火操作しないと口火(たね火)が付かなくなった場合には、機器内に未燃ガスがたまり、爆発着火して機器が損傷したり、大きな爆発音がする事があり、危険です。
金網ガスストーブをお使いの方
金網ストーブは不完全燃焼を起こす場合があります。金網変形や炎あふれがあるときはもちろんですが、外観がきれいでも内部のほこり詰まりなどで不完全燃焼を起こしやすくなります。暖房シーズン前に点検(有償)をおすすめします。